天体写真いろいろ・その九

前回は、超高感度フィルム+短時間露出という組み合わせの写真でしたが、今日紹介するのは超長時間露出による星景です。
ここにある2枚の写真のシャッタースピード(露出時間)は、共に720分(12時間)です。半日かけて夜空を撮ったということです。
こういう写真を撮るチャンスは年間にそうあるものではありません。
時期的には夜の長い冬至の頃。月明かりのない新月付近…、かつ一晩中晴れていること。…これが最低限の条件。
この他、風によって三脚がぶれたり、レンズが夜露に濡れないように細心の対策をして撮影に臨みます。

こうして得られた写真の北天の光跡は、半円を描きます。星は一時間に15度動くので、15度×12時間=180度…となるわけです。
あの北極星も小さな半円を描いており、正確には天の北極を指していないことが解ります。
こうした長時間露出も、天体写真の醍醐味のひとつだと思います。
一晩で得られるのはたった1カットですが、撮影に成功して得られる喜びはとても大きいのです。
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≪天体写真ギャラリーと星のある生活≫
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コメント
こんばんは、ライナスさん、12時間露出ですか。僕は最長でたった1時間半です。
僕は前景をシルエットにさせない写真にします
ので、12時間露出はあまりやることはない
でしょう。でも、新月の晩でも12時間も掛ければ前景は浮かび上がるか。撮影地の条件に
よれば。
でも、大変なんでしょうね。霜柱なんかで三脚
が持ち上げられたらもう終わりですね。
投稿 山本 | 2006.01.07 21:21
12時間というのは凄いですね。
成功に結び付くには書かれていないような気遣いも多いことでしょう。
以前、ポタ赤で流星群を撮って、その傍らで固定撮影していたのですが、撤収時にその固定撮影していたカメラをそのまま忘れて帰ってしまって・・昼に気付いて慌てて取りに行きましたら、まだまじめに露光してました。(爆)
投稿 Fuuma-mfuk | 2006.01.08 21:14
▼山本さん
長時間露出大好きなんで、4時間5時間しょっちゅうやってますが、大抵雲の襲来で失敗カットに終わります(^^;
成果は得づらいですけど、成功したときの達成感はあるかな…。
▼ふうまさん
笑。
仮眠のつもりが熟睡してしまって気づいたら日が昇ってた…なんてのはたまに聞きますが、それは初めて聞きました。凄まじいですね笑
レンズキャップつけたまま2時間撮ってたとか、いろいろ失敗談を集めたら面白いかも…。
天体写真 PEOPLEのマンスリーにどうですか?(^^;
投稿 ライナス | 2006.01.10 01:21
僕の最大の失敗談と言えば、渓流を撮った
時のことです。
645で渓流を撮り終えて、ホルダー(220)
からブローニーを取り出すなり指を滑らせて
落下させて、そのまま渓流へと転がり落ちて
しまいました。
手応えがあっただけに、ただただ落胆する
だけでした。
投稿 山本 | 2006.01.10 01:53
ライナスさん、こんばんわ。
“12時間”
現像する側にとって、とてもプレッシャーを感じますね。私が現像する訳では無いですが・・・
たまに、現像機が壊れてネガがクシャクシャに出てくる夢を見ます。。。心臓に悪いです。
一晩でワンショット、奥が深いですね。凄い世界。
投稿 きばら | 2006.01.11 22:08
▼山本さん
それは痛恨ですねぇ(~-~;
ぼくも裏ブタを途中で開けてしまった苦い思い出があります…。
▼きばらさん
確かに心臓に悪い夢ですね…。
「12時間かけて撮ったんだから慎重に現像して!」なんて言われたら、反ってやりづらそう…(^^;
幸い現像でのトラブルはなくすんでます。これからもそうあってほしいものです。
投稿 ライナス | 2006.01.15 00:52