2007.11.17

改正建築基準法のこと

昨年、例の耐震偽装問題を受け、その再発を防止する意味で建築基準法が改正されました。
今年6月20日、その改正建築基準法が施行されたんですが、業界は今混乱しています。これについては二言三言、言いたいことがあるんですがそれは別の機会に…。
僕は直接迷惑を被ってはいなかったんですが、とんだところでとばっちりを。

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2006.10.25

バカ改正案決定

論点ズレまくりの建築士法等の改正案、閣議決定。

耐震偽装 再発防止へ改正法案閣議決定 専門資格制を創設
建築士法等の一部を改正する法律案について(国土交通省)

だから、建築士の能力不足じゃないってのに。
これではなんにも変わらない。

建築士事務所に属する建築士等は、一定期間ごとに、国土交通大臣の登録を受けた者が行う講習を受けなければならないこととする。

国土交通大臣の登録を受けた者…?
なんだ、また天下り先が増えるんじゃん。

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2006.08.01

「特定構造建築士」導入を、耐震偽装受け改革案

「特定構造建築士」導入を、耐震偽装受け改革案

なんかもう、話がまるですりかわってる。
必要なのは、モラルのない建築士をきちんとチェックするシステムであるはずなのに、いつの間にか建築士の能力が足りないことになっている。
現行の建築基準法や建築士法がきちんと遵守されていれば、一連の不祥事は起こらなかったはずです。

新たな資格もいいけど、『生活ができなくなるため、やむを得ず鉄筋量を減らした』と構造計算書を偽装する「特定構造建築士」がまた出現するかもしれない。対策になってないよ。

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2006.07.26

一級建築士のレベルアップを改革の目玉に…?

「今さら受けたくない」建築士再試験、猛反発で断念?

この読売新聞の記事は「今さら受けたくない」を強調した書き方。まるで、一級建築士がヘタレのように書かれていて不愉快な記事です。

「耐震強度偽装事件の再発防止のため」…
「姉歯秀次被告(49)のような建築士が再び現れないよう」…

…で、その対策がどうして“再試験”になるのか甚だ疑問です。
国交省の人たちは、一級建築士のレベルが低いのが原因だと本当に思っているんだろうか。
むしろ知恵があるやつほど偽装に長けてそうなもんだけど。

この人たちは、チェック機構の甘さ(能力の無さ)という根本的な問題をいつまで棚上げしておくのでしょう。
自分らの責任逃れのために一級建築士たちに連帯責任を取らせ、この問題に終止符を打ちたいという思惑が見え見えです。作為的な世間へのアピール(パフォーマンス)としか思えません。

過去ログ
建築士免許の更新制は見送り
的外れも甚だしい国交省見直し案
国と国交省の見識を疑います

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2006.07.19

建築士免許の更新制は見送り

建築士免許の更新制は見送り 国交省「他資格と整合性」

当然の判断でしょう。
そんなことよりも、チェック機構の見直しと能無し建築主事や検査員の教育制度の確立の方が必要でしょう。
国が作った確認申請/検査制度が穴だらけだったことが露呈したわけだし。
自分らの過失はスルーかよ。>国交省

過去ログ
的外れも甚だしい国交省見直し案
国と国交省の見識を疑います

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2006.07.06

的外れも甚だしい国交省見直し案 2

過去記事が見れなくなったので、コピペしておこう。

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1級建築士に新たな試験実施 国交省見直し案

 耐震データ偽造事件を受け、国土交通省は26日、現在の1級建築士に新たな試験を受けさせて合格した人だけを「新1級建築士」と認定するなど大幅な制度見直し案を明らかにした。高専、短大卒は受験資格がなくなり、大卒でも実務修習(インターン)を経なければ免許を取得できない。同省は、見直し案に沿い建築士法を改正する方針。
 
 この案は、事件の再発防止などを検討している国交相の諮問機関の部会で示された。1級建築士の資格要件を厳しくするため、約30万人いるとされる1級建築士は構造設計などの知識を問う試験に合格すれば、「新1級建築士」として認定する。合格しなければ、免許があっても、1級建築士として仕事はできない。
 
 新卒の受験資格も変更。これまで認められていた高専卒・短大卒の1級建築士受験資格を廃止し、4年制大学での履修を必要とする。資格試験に合格してもインターンを経験しなければ、免許は与えない。さらに、一定期間ごとの講習を義務付ける方向だ。
 
 また、消費者が建築士を選べるように、処分歴などを記した建築士名簿を開示し、仕事をする際は顔写真入りの免許証を提示する。構造や設備などの専門分野では、専門資格者などの制度を創設。1級建築士が業務の丸投げをすることを禁止する一方で、自らの責任で資格者に必要な業務を発注できるとしている。
 
 国交省は「多くの建築士が偽造された構造計算書を見逃しており、再発防止には抜本的な対策が必要」と話している。

【毎日新聞・長谷川豊】
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突っ込みどころ満載なんだけど…。
一級建築士は30万人もおりません。単に最新の登録番号が30万番台にあるだけ。1950年に建築士法が制定されてから30万人の一級建築士が登録されてきたわけだけど、この50数年でお亡くなりになった人は少なくないでしょう。でも、亡くなった人やドロップアウトした人数を国は把握していないんです。把握するシステムがないんです。これ自体問題。
だから更新性にしてその実態を把握していくことは、とてもよいことだと思う。

これまで、一級建築士はゼネラリトとしての立場を求められ、実際試験では広範な範囲を学習してきました。
一方、現代建築技術の飛躍は、これまでのゼネラリストとしての建築士では手に負えないほど高度に専門化されています。
今の大規模建築にはゼネラリストは求められていません。各分野の高度な専門的スキルを持ったスペシャリストたちがコラボレートするのがまっとうな建築の作り方だと思います。
「1級建築士は構造設計などの知識を問う試験に合格すれば、「新1級建築士」として認定する。」
まったく的外れ。すべての一級建築士が、構造計算ができなければいけない必要はない。今の試験で習得する技術で十分。
なぜ国交省が、現行の一級建築士を解体・再構築しようとしているのか、理解に苦しみます。
必要なのは構造の専門家。一級建築士を構造専攻建築士
雨降って地固まる。専攻建築士制度を具体化していく願ってもないチャンスかもしれない。

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2006.07.02

的外れも甚だしい国交省見直し案

メモがわりに貼っておこう。

一級建築士に新たな試験実施 国交省見直し案 - Yahoo!掲示板
耐震偽装、見逃した自治体の処分者ゼロ - asahi.com

あの程度の偽装を見抜けない能無し建築主事・検査員とへなちょこ検査制度。
新試験の学科科目は、現行の「計画」「法規」「構造」「施工」の4科目に、「道徳」がプラスされるのかな。笑
行政や確認検査機関の人間も当然、新一級建築士の資格は必須ですよね?

建築学会やJIAのコメントはまだかな。

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2006.06.28

国と国交省の見識を疑います

耐震偽装:1級建築士に新たな試験実施 国交省見直し案

冗談じゃない。
今の試験でも十分な難関だ。
一連の問題は、一部の心ない建築士・デベ・建設業者・指定確認検査機関のモラルの問題だろ。

試験のやり直しって、
忙しい建築士ほど試験勉強ができず、暇な建築士(実務経験のない建築士)ほど試験勉強ができてしまうじゃないか。
一人で事務所やってる零細は、試験勉強のため仕事を休むというのか?試験に落ちたら廃業か?
世界的に活躍されている超多忙な建築家先生方はみんな試験に落ちますよ。きっと。

それにしても、建築士の一次(学科)試験を控えたこんな時期に公表することも無かろう。受験者たちがかわいそうだ。
正直者はバカを見るのですか?

こんなことを本気で検討しているとは、国交省には心底あきれます。
国交省ってここまでアホなんですか?
もうちょっと頭使え。

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2005.05.14

ブサイクマンション・その2

例のマンションの足場がほとんど取れました。
現場的には、今がきっと一番厳しいとき。でも、土曜の朝一から延々とコンクリ斫りまくるのは止めてほしい。
その斫り、補修やフィッティングのためではなく、やり直しのために壁をぶっ壊しているんだろう?(^^;おれは騙されないぞ。今は一近隣住人であります。

050514_2

やはり敷地が悪い。うなぎの寝床のような敷地のマンションはオススメできない。
敷地が悪いと建物本体も無理せざるを得なくなる。このマンションもかなり強引な形態をしている。デザイナーズマンションってわけでもなく、なんていうか…悲壮感漂ってますよ。
ともあれ、古い木造住宅を除けば、大地震時に真っ先に倒壊しそうな建物なのです(感覚的に)。
買わなくて良かったー(笑)

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2005.05.11

ブサイクマンション

うちの斜向かいに分譲マンションが建設中だ。最近、一部足場取れて建物の外観が表れてきた。
チラシやショールームの看板で概要は知っていたんだけど…、これがなんか、もう見てらんないってくらいブサイク。
強引な形態。ラフディテール。ついでにう○こ色のタイルも不愉快。
そもそも土地が不整形なのが悪いんだけど、もうちょっとなんとかしてほしかった。
毎日必ず目に入るのでとても不快。
建物は事業者(建築主)のモノ。でも、景観はみんなのモノ。

050511_2

この写真は本文とは無関係であり、当該マンションの写真ではありません。

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2005.03.22

丹下健三氏死去

わが国の建築界のドン、建築家の丹下健三氏がお亡くなりになりました。
学生時代に大学に講演に来ていただき、話を聞いたことを思い出しました。
東京都庁舎を始めとした晩年の作品は好きではないのですが、旧都庁舎や代々木体育館、東京カテドラルは今でも色褪せていない。特に代々木体育館はすばらしい名建築です。

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2005.02.16

建築探訪 - 九龍城砦@香港

東洋の魔窟といわれた場所。

050216_3

これらの写真は1993年3月のもの。

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2005.01.30

建築探訪 - シドニー・オペラハウス

設計:ヨルン・ウッツォン
オーストラリア・シドニー(1973年)

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PENTAX Optio S4i

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2005.01.28

なまこ壁 - 9

050128
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2005.01.17

なまこ壁 - 8

050117
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2005.01.14

なまこ壁 - 7

050114
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2005.01.09

なまこ壁 - 6

050109
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2005.01.06

妙な専門用語

四択です。
次の中で「建築用語」はどれでしょう。(ググっちゃだめ)

 1. スランプ
 2. スマップ
 3. スカンク
 4. スパンク

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2004.12.28

なまこ壁 - 5

041228
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2004.12.26

なまこ壁 - 4

041226
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2004.12.24

なまこ壁 - 3

041224
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2004.12.21

なまこ壁 - 2

041221
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2004.12.12

なまこ壁 - 1

041212
CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RDPIII

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2004.11.08

みんなのいえ

先日、テレビで三谷幸喜監督・脚本の映画「みんなのいえ」を放映していた。
僕は三谷作品は好きなのでほとんど見ていると思う。これも劇場へこそ行かなかったが、ビデオを借りて観た。三谷氏自身が家を建てた経験を元にした脚本らしく、主人公はシナリオライターという設定だ。
みごとな三谷調で、すばらしいコメディに仕上がっているのだが、日々僕ら(建築設計者)が行っている仕事がそこに再現されているようで、興味深く観た。
頑固でアーティスト気取りな美大出の設計者、やはり頑固な昔かたぎの大工(棟梁)との互いに譲らない攻防を軸に、優柔不断な施主、棟梁に雇われた実務派の建築士、風水マニアの姑、言うことを聞かない職人達…が絡み、実に面白い、と同時に身につまされる映画だ(^^;

アーティスティックな設計者が「この扉は内開きだ」と主張しても、現場では頑固な棟梁が勝手に「玄関が内開きなんて見たこと無い」と勝手に外開きにしてしまう。
「リビングに柱はいらない」と主張するアーティスティックな設計者、「大黒柱の無い家なんて見たこと無い」と勝手に柱を立ててしまう棟梁。
オーセンティックでモダニズムな空間?を目指す設計者と和室のじゅらくにこだわる棟梁。
インチで図面を書くアーティスティックな設計者、尺でしか図面を読めない棟梁。
六畳だった和室を、和室にこだわり勝手に二十畳にしてしまう棟梁。
風水マニアの義母に翻弄され、結局便所を3つも作ってしまう施主(夫)。
設計者の指示どおりの色に塗ってくれない塗装屋。定尺モノの材料しか使ってくれない棟梁と職人達。
設計者・棟梁も知らないところで勝手に庭に池が出来ていたり、しょんべん小僧が置かれていたり…などなど。
だけど、すったもんだした挙句、結局家は出来上がる。そして皆それぞれの立場で満足をする。

建築の設計・監理とはこういうことだ。

この映画は建築の設計・監理の実体の縮図だ。コメディであるが故、かなりデフォルメされている部分も多いが、当らずとも遠からずだ。
僕は、建築はコラボレーションであるべきだと思うのだが、まぁそれは理想論であり、実際はきれい事だけで物事が進むわけがない。
関係者は、自分の立場で自らの主義主張を押し通そうとする。皆が四方八方に向かって全速力でダッシュするようなものだ。それを必死になってバラバラにならないように抑えるのが、設計者・監理者の仕事であるといえる。

だけど、終わり良ければすべて良しだ。みんなが笑顔で引渡しの日を迎えてくれれば、それで良しなのだ。
例え設計者が悪者になっても、その建築を施主が満足してくれれば・・・、きっとその仕事は大成功だったと言えるだろう。

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CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + RVP100

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2004.10.31

古いビル

生活の匂いが染み込んだものが好きだ。
そして、それが朽ちていく姿にたまらなく惹かれる。
作り物の美しさには魅力を感じない。
朽ち果てていくものの危うさは、とても美しいのだ。

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PENTAX Optio S4i

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2004.10.23

オスカー・ニーマイヤー

ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーが第16回「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞した(建築部門)。
ニーマイヤーといえば、ブラジルの首都ブラジリア。世界一新しい世界遺産だ。
首都とは言え、リオやサンパウロが文化・経済の中心であるためなんとなく印象が薄い気がするが、政治の中枢はここ。
多くの建築家が夢見た未来都市計画を、わずか40代の若さで成しえたのは奇跡的だ。想像を絶するフォルムの建築群が並ぶ光景は圧巻で、一人の建築家の充実した達成感を感じる。
建築家が建築家でありえた稀有な近代建築。今の日本では、デベロッパーが主導…、真の建築家は存在しえないのかもしれない。

ちなみに、僕はこの建築はキライです。

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CONTAX T2 / Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8 + 400TMAX

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2004.10.11

デリダ死去

デリダとは、フランスの哲学者ジャック・デリダ。
デリダといえば、ディコンストラクション(deconstruction=脱構築)。もっとも、僕が彼の思想を詳しく知っているわけではなくて、僕が知っているのは“建築における脱構築”…いわゆる“デコン建築”。代表的な建築家に、ベルナール・チュミピーター・アイゼンマンがいる。
僕の学生時代はデコン建築が流行っていて、建築学生を大いに刺激していたものだった。僕はかなり刺激されまくっていて、卒業論文や卒業設計にも色濃く影響が出ている。とはいえ、今思えば僕が彼らの思想を完璧に理解していたわけではなく、ファッションとして模倣していたにすぎなかったのだが。

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PENTAX MZ-3 + smc PENTAX FA 77mmF1.8 Limited + RHPIII

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2004.09.28

イームズの椅子

近所の古家具屋で、イームズのサイドシェルチェア発見。いいなぁ。

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2004.09.17

ルーツ・その四

3.木の上の秘密基地
ハックルベリーの家を知るずーっと前に、僕は当時住んでいた集合住宅の敷地内の樹(通称:どんぐりの樹)に住処を作ったことがある。
住処とはちょっと大げさかも。でも、近所で拾い集めた廃材を樹の上に運び「秘密基地」を作った。そこは僕らの隠れ家だった。特筆すべき点は、立ち並ぶ木々間を渡り歩くことができたこと。材木の廃材などで木々を接続したのだ。地上に降りることなく、数本の木々を移動できた。秘密基地群。
最近は“ツリーハウス”という言葉もある。木の上に住むことは、今だに僕の憧れだ。ツリーハウスではないが、ソローの「森の生活」の世界にも憧れる。
新建築」9月号と「GA Houses」82に、建築史家・建築家の藤森氏の「高過庵」が紹介されていた。これには「やられた!」という感じ。誌面をよくよく見ると。藤森氏と一緒に伊藤豊雄氏の楽しそうな姿が…。まったくこのオヤジたちは!…(^^;。
うらやましいなぁ。

ルーツ自己分析終わり。

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2004.09.15

ルーツ・その三

秋の風。
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2.レゴブロック
僕らの世代、誰の家にでもあったんじゃないかな。レゴブロック(もしくはその類似品)。
僕の家にもこれがあって、子供の頃の暇つぶしはもっぱらこれだった。あれこれ構造物を夢想し、組み立てては解体、組み立ては解体、の繰り返しが楽しかった。
とはいえ大量のブロックが家にあったわけではない。限られたピースの中で、工夫せざるを得なかった。大量のブロックは子供の頃の憧れだった。
ここ数年、こんなイベントあんなイベントが催されていて、レゴブロックへの憧憬が沸々と呼び起こされる。同業の知り合いにもレゴファンは多い。レゴブロックは建築家の心の琴線に触れるバーチャル建材なのだ。
お台場のヴィーナスフォートには、大規模なレゴの専門ショップ「レゴクリックブリック」があって、デモ用のブロックをいじっているだけで飽きない。
つづく…

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2004.09.11

ルーツ・その二

あれから3年…
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1.母をたずねて三千里
1976年にフジテレビ系列で放映されたアニメ。カルピス劇場の一作。個人的には名作劇場の最高傑作だと思う。細かいストーリーは忘れた(^^;。
記憶に残っているのは、故郷ジェノバでのシーンで、主人公のマルコと飼猿アメディオが路地を走っているシーン。
イタリアの典型的な狭い路地には生活感があふれている。路地の上には洗濯物がかかっていたりして。そこをマルコとアメディオが元気よく走ってくるところが、俯瞰して描かれている。
路地は入り組んでいるので、マルコの姿が建物や洗濯物に見え隠れしながら移動する。「消えた」と思うと反対側から出てくる。これが子供の頃にはとても鮮烈だった。
今でも入り組んだ狭い路地空間に憧れるているのは、マルコとアメディオが通った路を擬似体験したいからかもしれない。
学生時代にイタリア旅行したときも、ローマやミラノのような大都市ではなく、フィレンツェやベネチアなど中規模以下の都市や田舎町のほうが断然面白かった。歩いて足で覚えられるスケール感。歩いて歩いて歩き回って、地図を見ずに歩き回った。路地があると行く先も構わずに進んだ。次にどんな光景が待っているのか…歩いているだけでわくわくした。
2度目のヨーロッパ旅行の時には、イタリアからフランスへ列車で移動する際に、わざわざマルコの故郷ジェノバにも立ち寄った。
最近の海外旅行というと、どうしても日食か星がらみ(^^:。でも、それ以外で海外に行く機会があったら、イタリアは行きたい国の筆頭なのです。
つづく…

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2004.09.10

ルーツ・その一

僕のなりわいは建築の設計。
最近、同業の友人と「なんで建築を始めたのか?」ということについて議論になった。
自分の場合はどうか…?。建築が“好きだから”この仕事をしているわけなんだけど、もっと根源の話。
いろいろ考えているうちに、子供の頃の“空間体験”が影響しているのでは…と思うようになった。所謂、“原体験”というやつ。自分の好きな空間・デザイン志向…、あれこれ自己分析しているうちに、以下の三つに絞られた。

1.母をたずねて三千里
2.レゴブロック
3.木の上の秘密基地

なんのことだかわからない?
また明日。

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2004.09.07

へたくそ

この配管、もう少しなんとかならなかったのだろうか?

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