写真集出版のおしらせ
9月上旬、ピエ・ブックスより写真集“ 星の降る場所 ”が出版されます。
元東京天文台の冨田弘一郎さんが、22日亡くなられたそうです。
天体観測・研究の分野での功績はもとより、多くのアマチュア天文家の育成と天文普及活動に尽力された方です。
天体観測や研究分野には疎いライナスですが、なんといっても天文ガイド誌の月例フォトコン選者/評者として身近に感じる方でした。
心からご冥福をお祈りいたします。
火星で養蚕 宇宙食に 宇宙機構教授が農場構想 「サナギは動物たんぱく」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/20060520/20060520_004.shtml
火星くんだりまで、わざわざ蚕を食いに行きたくはない。(笑)
宇宙開発のニュースにはいつもドキドキさせられるけど、宇宙はずっと手の届かない不可侵な場所であってほしいという思いも…。
でも将来、月から「地球を入れた星景写真を撮る」という野望をこっそり温めています。
ついにオリジナルASIAを生で見れるか…!?
ken_wettonさんのとこで知った情報ですが、あのASIAがオリジナルメンバー再結成~全米ツアーを始動…とのこと。
ライナスはこのニュースを知って嬉しくてしかたありません。
The Four Original Members of ASIA
■ Geoffrey Downes - kbd,vo
■ Steve Howe - g,vo
■ Carl Palmer - ds
■ John Wetton - Lead vo,b
1985年、3rdアルバム“ASTRA”で彼らのファンになって以来、彼ら4人の勇士をどれだけ待ちわびたことか…!!
3rdアルバム“ASTRA”から、“ALPHA
”(2nd)→“ASIA
”(1st)→“UK”,“ELP”,“YES”,“King Crimson”etc...と興奮しながら聴き進んだものでした。ASIAの新譜/ライブを待ちわびながら…。
80年代後半、GTR(1986年)、Wetton/Manzanera(1987年)、3(1988年)…と、バラバラに活動する彼らのプロジェクトは単純に楽しめたし、飢えをしのぐことはできた。
ようやくASIA名義のニューアルバム~来日公演となった1990年。ニューアルバム“Then & Now”は単なるベスト盤もどき、来日公演はギターがSteve Howeじゃなくて、Pat Thrallのチャカチャカしたギターサウンドは浮いていた。“Days Like These”はヒットしたけど外部ライターの曲だった。とても興奮したけど何かが違った…。
ライブの締めにJohn Wettonが「ニューアルバムを製作中です」と言っていたのに、バンドはツアー後に空中分解。(~-~;
その後、Geoff DownesはASIAに残留。1992年からはJohn Wettonに変わってJohn PayneがLead vo,bとなり、その後15年活動を続けた。(John Payneの声キライだったんだよなぁ…(^^;)
John Wettonは悠々自適にソロ活動。秀作を精力的に発表し続け、来日公演も何度かしていた。Steve HoweはABWHや古巣YESの再編に参加。Carl Palmerも古巣ELPの再編に参加したりしていた。
「みんな別々の人生を歩んでいるのね」とすっかり諦めていた世紀末の1998年、QANGOとしてJohn WettonとCarl Palmerが手を結び、ツアーに出て“Live in the Hood”を発表した。
2001年には、John WettonとGeoff Downesとがパートナーシップを復活させ、Wetton/Downes名義での活動を開始、“Wetton/Downes”(2001年),“ICON
”(2005年)を発表した。
俄かにオリジナルASIAへの盛り上がりを見せたここ数年…!
今年初頭、Geoff DownesがJohn Payneとのパートナーシップを解消する旨発表(嬉)。同時にオリジナルラインナップ(Geoff Downes, Steve Howe, Carl Palmer, John Wetton)でのアルバム製作・ツアーを実施するつもりであることも発表された(嬉々)。
USツアー後、来年は来日か…?!
どうかお得意のお家騒動を起さずに事を運んでほしい。みんなもう大人なんだからさ!(^^;
フジ - 写真感光材料製品価格改定について
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0008.html
コダック - 一般用カラー ネガ フィルムの価格を改訂
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/0506/100506.shtml
値上げしても今までどおり使い続けるので、販売し続けてくださいね。orz
先日、とある写真展ですばらしいカラープリントを見てきました(アナログ手焼き)。
ところが、そのプリントを作る制作行程で必要な製品が昨今のデジタル化の波に圧され製造中止になり、…そのため今後は二度とそのプリントを見ることができないというのです。
写真家が長い年月を経て作り上げたオリジナルの表現法…とても素晴らしいプリントだっただけに、その事実に愕然としました。
もっともその写真家さんのことですから、直にきっとデジタルプリントでも素晴らしい表現を確立するに違いありません。
しかしこれまでの表現方法の一つは確実に過去のものとなりました。その表現法をデジタルでエミュレートできたとしても、それは似て非なるもの。
デジタル化で得たものは多いかもしれないけど、失われていくものも圧倒的に多いと思う。