マックノート彗星 その後
マックノート彗星 (C/2006 P1)は 、文字通り“21世紀最初の大彗星”…となりました。
1965年の池谷・関彗星(C/1965 S1)以来、実に40年ぶりの大彗星とのこと。(←池谷・関彗星を見ていないので比較できない)
≫ http://msowww.anu.edu.au/~rmn/C2006P1new.htm
≫ http://www.eso.org/outreach/press-rel/pr-2007/mcnaught/Site/Photos.html
≫ http://spaceweather.com/comets/gallery_mcnaught_page14.htm
≫ ウィキペディア(Wikipedia) - マックノート彗星 (C/2006 P1)
だいぶ等級も落ちてきて、落ち着きを取り戻しつつあります。(自分が(^^;)
こんなに大化けするとは誰が予想していただろう。
計算だけでは完ぺきに予想できないのが天文現象。僕が25年有余も星空を見続けている理由のひとつには、こういうサプライズがあるからなのかもしれません。
あのヘール・ボップ彗星(C/1995 O1) から早10年…。ずっと待ち焦がれてきた大彗星。
きっといつかまた、こんな大物が現われてそのときは絶対に仕留めたいと思う。
そのいつかのために、いざというとき慌てないために、じっくり腕を磨いておこう。
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コメント
オーロラみたいな尾が見事ですね..
もちろん、こんな彗星の姿は見たことありません。
池谷・関彗星は未だ小さかった頃で..
早朝、親父にたたき起こされ、寝ぼけ眼で東空を見ると、とてつもなく長い尾がまっすぐ伸びていたような?記憶が微かにあります。
確か、当時の新聞には地元天文台が急遽円盤で太陽を遮って撮影した近日点通過中の同彗星の写真が一面トップに掲載されていました。
(これはしっかりと記憶にあります。)
それにしても素晴らしい尾ですね。(感嘆)
今すぐ休みをもらってオーストラリアへ出かけよう..
と思いましたが、肝心のパスポートがありません。(orz)
投稿: Ken28 | 2007.01.26 13:29
実に見事な姿です、日本から見えなかったのが残念でなりませんね。
> きっといつかまた、こんな大物が現われてそのときは絶対に仕留めたいと思う。
ライナスさんの情熱は冷めやらぬようですね。
子供の頃に図鑑で見たハレー彗星やしし座流星群の絵を思い出しました。僕の場合はあの感動、好奇心が原動力になっている気がします。
いつかまたこのような大彗星をこの目で見るときが来るのでしょうか、生きているうちに訪れて欲しいなぁ・・。^^;
投稿: Fuuma-mfuk | 2007.01.27 01:07
ニュースステーションで写真を見ましたが、ええっ今南半球であんな凄い彗星が見られるの?って驚きました。-12等級までいったとか、向こうの人が羨ましいですね。
投稿: ゆうけい | 2007.01.27 10:20
▼Ken28さん
こんばんわ。
ベールような尾ですよね。
昔、図鑑で見たウエスト彗星の写真を思い出しました。
▼ふうまさん
こんばんわ。
ハレー彗星の回帰にはわくわくしましたね。
実物は、見えたような見えなかったような…(^^;
次のサプライズな彗星に期待しましょう。
▼ゆうけいさん
こんばんわ。
テレビでも放送されたんですね。
今回の彗星はあまり一般のマスメディアに取り上げられなかった印象が強いです。
事前に情報が無かったですし、短期間にあまりにも劇的に変化したのでやむを得なかったでしょうね。
もっとも事前に情報があったら、日本にいなかったかも…?(^^;
投稿: ライナス | 2007.01.29 22:45