本物の星空に勝るものなし
“あなたは家庭で楽しめるプラネタリウムや、携帯ゲームソフトの作り出す人工の星空で満足していませんか?”……
星ナビ最新号P12のBORGのカラー広告がなかなか小気味良い。
人工の星空が人気です。それはそれでエンターテイメントの一カテゴリーとして否定するつもりはまったくないんですが、「どうせ外では見えないから室内で見よう」という後ろ向きな雰囲気に馴染めないでいました。
バーチャルな星空の技術が上がるにつれて、本物の星空を楽しむというイメージがどんどん熔解していくようです。これでは本末転倒です。
「人工の星空はきれいだね。だけど本物はもっと美しいんだよ!」と導いていくことこそ、本来の姿であるべきなのに…。
この広告…よくぞ言ってくれました…!という気分です。
常日頃思っていたこと、代弁してくれているようで嬉しくなりました。
本物の星空に勝るものなし。ライブで得られる感動は格別なんです。
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コメント
本物の星空の素晴らしさは言うまでもありませんが、実際のところ
人工の星空…代表格であるメガスター等は言うまでも無く、PCの画面
ほどの星空が見られる環境も限られているのが現実なんでしょうね。
美しい星の見える夜空は、生き物にとっても好ましいものの筈なん
ですが、人間にとっては必ずしもそうでないらしいのは困ったもの
ですね。
投稿: ich | 2007.07.08 12:40
▼ichさん
こんばんわ。
実際のところは、本物の星空を気軽に堪能できる場所が無いのが現実ですよね。
へたをすると、一生のうちに一度も天の川を見ない人がいるかもしれません。
昔は当たり前に見えていたこと、当たり前だったこと…
「ソラクライ」プロジェクトなんかは、そんなことに気付くきっかけ作りになれば良いなぁと思ってます。
投稿: ライナス | 2007.07.16 19:02