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2019年8月

2019.08.31

ジョン・ウェットンの思い出

僕が音楽好きになったのは、そして様々なジャンルの音楽を聴くようになったのは、この人のおかげだ。

出会いは、FMラジオから流れてきたASIAの"Go"(1985年)。以来、彼が関わった楽曲を遡って聴いた。もちろん新譜も追いかけた。関連音楽も聴き漁った。そうして芋づる式に聴きまくった結果、何でも、本当に何でも聴くようになった。「聴けるようになった」というべきかもしれない。
どのジャンルの音楽でも、良いものは良いし、名盤と呼ばれていたものは、その多くは「なるほど。確かにこれは名盤だ」と納得できるものだった。
世の中には様々な音楽があふれているが、良い音楽との出会いはいつも幸せな瞬間だ。

彼は70年代に、プログレッシブ・ロックというジャンルでベーシスト/ヴォーカリストとして名を馳せた人だ。
一般にプログレといえば、ちょっと斜に構えてて、眉間にしわが寄ってしまいそう(笑)なイメージがある(と思う)が、「自分の音楽的素養は、バッハとビートルズとブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)によって培われた」とインタビュー等で語っているように、彼の書く曲は、親しみやすくポップで美しい旋律を持ったものが多い。

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