ジョン・ウェットンの思い出
僕が音楽好きになったのは、そして様々なジャンルの音楽を聴くようになったのは、この人のおかげだ。
出会いは、FMラジオから流れてきたASIAの"Go"(1985年)。以来、彼が関わった楽曲を遡って聴いた。もちろん新譜も追いかけた。関連音楽も聴き漁った。そうして芋づる式に聴きまくった結果、何でも、本当に何でも聴くようになった。「聴けるようになった」というべきかもしれない。
どのジャンルの音楽でも、良いものは良いし、名盤と呼ばれていたものは、その多くは「なるほど。確かにこれは名盤だ」と納得できるものだった。
世の中には様々な音楽があふれているが、良い音楽との出会いはいつも幸せな瞬間だ。
彼は70年代に、プログレッシブ・ロックというジャンルでベーシスト/ヴォーカリストとして名を馳せた人だ。
一般にプログレといえば、ちょっと斜に構えてて、眉間にしわが寄ってしまいそう(笑)なイメージがある(と思う)が、「自分の音楽的素養は、バッハとビートルズとブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)によって培われた」とインタビュー等で語っているように、彼の書く曲は、親しみやすくポップで美しい旋律を持ったものが多い。
"Go" from 'ASTRA' / ASIA
出会って三十数年。この曲は、折に触れて聴く、僕にとっての応援ソングの一つだ。そのこと、そして「貴方のおかげで様々な音楽に出会うことができた」という感謝の気持ちを、あの時Twitterで、一方通行ではあったが伝えることができて本当に良かったと思っている。
* * *
上に書いたように、彼の書いた曲には美メロが本当に多いんですが、特に好きな曲を5曲ほど。
順位はつけられないので発表年順です。
"Song title" from 'Album title' / Artist
"The Smile Has Left Your Eyes" from 'ALPHA' / ASIA
"My Own Time (I'll Do What I Want)" from 'ALPHA' / ASIA
"Battle Lines" from 'Battle Lines' / John Wetton
"You're Not the Only One" from 'Battle Lines' / John Wetton
"An Extraordinary Life" from 'Phoenix' / ASIA
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